計算通り!
こんにちは!福井です。
先日上棟した中庭バルコニーのある家ですが、
窓枠の開口まで進んでいたので現場チェックを行いました。
窓の高さは図面通りについているかをチェックします
いかにも、ここに窓が付きますと言わんばかりの開口ですね。
そしてこのおうちで一番確認しておきたかった事…
中庭バルコニーの日当たりです!!!
この日はお昼過ぎに現場に向かいましたので、
一番日当たりがいい時間だと思われます。
更地の段階ではとても日当たりのよかったこの場所ですが、
建物がたった今、どのぐらい日が差すのか気になりますよね
計算通り!!!
今は足場や養生シートがあるので少し影が落ちていますが
それでも十分明るかったです
↑外部からの視線を遮るため、手すりを高くしています。
これだけ壁で囲われている中庭バルコニーですが
計算通り明るくなっていて、
私、やるじゃないか…!と思わず心の中で自画自賛。笑
見学会の時にも、ぜひこの日当たりをご覧になってほしいので
晴れてほしいと願うばかりです
HEMS・IoTについて考える
こんにちは!福井です。
今回は少しマニアックなお話です。
皆様、「HEMS」や「IoT」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
HEMSとは「Home Energy Management System」の略で、
家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです
電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、
家電機器を「自動制御」したりします。
IoTとは「Internet of Things」の略で、
「モノのインターネット」という意味になります。
何ができるのかといえば…
①モノを操作する(ex. 外出先から家のエアコンをONにする)
②モノの状態を知る(ex. 玄関のドアが閉まっているか確認する)
③モノの動きを検知する(ex. バスのリアルタイムの運行状況を把握する)
④モノ同士で通信する(ex. 室内に人が立ち入ったら照明を明るくする)
主に上記の4種類のようなことができます。
なんだか近未来的ですね
しかし今、HEMSやIoTに対応しているマンションや住宅が増えてきているのです!
(マンションの広告を見てみると結構あります)
「アレクサ」や、「OK,Google!」
これもIoTの1つですね
実際、昨年竣工した防音室のあるM様邸はHEMSを導入しており、
IoTにも対応しています!
家中の電力の消費具合が確認できるようになっていたり、
エアコンの操作が外部からできたり、
宅配ボックスに荷物が届いているのが確認できたり
そして先日、M様邸のIoTを完成すべく電気工事に入らせていただきました。
玄関ドアの鍵の施錠ができているか外部からでも確認でき、
さらには施錠の操作もできるようにする、といった内容です。
IoTの「①モノを操作する」と「②モノの状態を知る」についての工事ですね。
HEMSやIoTに対応している製品はパナソニックやLIXIL等、
いろんなメーカーから出ているのですが
どれも相互性の確認が取れていなかったり、メーカーによる壁があるため
何とも中途半端…といったところで、
今回も玄関ドアはLIXIL製、携帯から確認できるシステムはパナソニック製で
メーカー同士の相互性が確認できていないものだったため、
まさに実験のような工事をしたのです。
↑玄関の電気錠システムからパナソニックのシステムへ
電波を飛ばす機器を設置している様子です。
工事自体はさほど難しくはありませんが、
なんにせよ正解のない工事ですので設定に戸惑い、少し時間がかかりました。
・・・が!
何とかシステムのコントロール画面に電気錠の項目が!!!
そして無事、M様のスマホからも操作確認ができました
本来であればメーカーの保証のできない工事はするべきではないのですが、
「上手く作動できなくてもいいので実験してみてほしい!!」
といったM様の強い探究心から特別に今回の工事に至りました。
何とも貴重な経験をさせていただいた次第です。
これにてM様邸の工事は終了にはなりますが
1年点検やメンテナンス工事等、これからも長いお付き合いになります。
M様、今後ともよろしくお願いいたします
中庭バルコニーのある家~上棟~
こんにちは!福井です。
先日、中庭バルコニーのある家が3日間かけて上棟いたしました
まず1日目は土台引きです。
↑土台の上に見えている黒い金物。
この上に柱が立ちます!
SE構法は、この金物~基礎に埋まっている
アンカーボルトを通して力を分散することで
土台への負担を減らし、繰り返し地震に強い家になるのです
そして2日目、3日目で棟上げを行います。
↑クレーンを使って材料を上まで上げている様子です。
2日目は夕方から雨が降ってきたのですが、3日目は見事な晴天
地鎮祭も晴天でしたし、
お施主様のS様はすごく晴れ男、晴れ女なのかもしれません
そして無事上棟いたしました!!!
SE構法で建てる大きな家はやはり迫力があります。
こちらのおうちは6月20日・21日の2日間で
構造見学会を行う予定にしておりますので
またイベントのページにて詳細をupさせていただきますね
吹抜け、大きな中庭バルコニーと見どころ満載のおうちですので
是非参加していただければと思います。
これからの進み具合もどんどんブログに書いていきますので、
楽しみにしていてください
何の数字かわかりますか?
こんにちは!福井です。
今日は中庭バルコニーのある家の基礎の型枠が外れたということで
現場で設計チェックを行いました
↑基礎の天端に書かれているこの数字、なんだかわかりますか?
これは基礎の水平を確認するためにレベルチェックをした際の数字です
柱が立つところを目安にレベルチェックを行います。
そう、基礎のチェックといえばこのレベルチェックをすることが大切です!
レベルチェックであまりにも高さが違うと土台を水平にのせれず、
家がまっすぐ建たなくなってしまいます。
レベルチェックを行って基準となる高さを決め、
そこから±何mm違うかをチェックしていくのです
大体基礎のレベルは前後3mmが施工誤差の範囲だといわれています。
(機械で基礎を作っているわけではないので±0mmはかなり厳しい)
3mm以上の誤差がある場合は、
土台と基礎の間にパッキンと呼ばれる調整材を挟んで
水平を保つのですが、基礎の時点でしっかり水平が保たれていると
パッキンを挟む手間が省けて大工さんも助かりますよね。
基礎は家を建てる上で一番大切なところ!
どれだけ忙しくてもこのレベルチェックだけは
怠れないといっても過言ではありません
無事レベルの確認ができたところで次の工程は上棟です!
上棟した様子もブログにアップできればと思っていますので
是非楽しみにしていてください
事務所倉庫の大掃除
こんにちは!福井です。
昨日から事務所が何やら騒がしくて・・・
倉庫を見てみると大工さんと現場監督と社長が
倉庫にあった棚を撤去していました!!
棚に入っていたのは現場で使う釘やビス、工具等、膨大な量です。
大工さんがこの二日間、
手が空いたので新しく収納しやすい棚を作りに来てくれたみたいです
さすが大工さん、あっという間に棚を完成させてしまいました。
天井いっぱいまで入る棚なのでたくさん収納できます。
おかげさまで事務所の倉庫がすごくきれいに
収納してみるとびっくりするぐらいぴったりです
ほぼほぼ大工さんのお任せだったようですが、
社長も大満足のようで上機嫌です
倉庫が綺麗になったので私も心機一転!
明日からまた張り切ってお仕事に励んでいきたいと思います