大工さんの手加工
こんにちは!設計部の田中です
12月も中盤、皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、木造在来工法では木材同士をを接合する際、接合部分に加工を施しますが…
この工程はスピードなどの面から、プレカット工場であらかじめ加工して
現場でつなぎ合わせるのが現在は主流になっています。
ですがこちらは、機械では難しい細かな加工を、大工さんが墨付け(木材に印をつける)をし、
ノコギリやノミなどの道具を使って手加工している様子です
長年の経験を培った大工さんだからこそできる技です
少し調べたのですが…
長さを増すために同じ方向に部材を継ぐ場合の形を「継手」、
角度をつけて(T字など)部材を接合する場合の形を「仕口」というようです
また、場所によっても加工の仕方・形状が違い、受ける衝撃に抵抗できる
最も適した加工をしています
それぞれに名称があり、とても興味深いものでした
昔ながらの手法で、丁寧な大工さんのお仕事の様子がうかがえて、とてもワクワクしました!!