SE構法と金物工法の違い
こんにちは!
設計部の福井です。
先日、お客様よりこんなご質問をいただきました。
「SE構法と、他社の金物工法の違いって何ですか?」
確かに、一般のお客様からしたらSE構法も金物工法も似たような見た目なので何が違うのかわからないと思います。
今回は、SE構法と金物工法の違いを簡単にご説明させていただきます。
まず大きな違いは柱と梁の太さにあります。
金物工法は、あくまで木造在来工法をベースにしている為、大半が105㎜角の柱です。
一方、SE構法は全てが120㎜角の柱となっており、それに合わせて梁も太くなります。
2つ目の違いは金物です。
SE構法の金物は、通常3.5寸(105㎜)仕様で開発されている金物よりも大きく、肉厚も重量鉄骨と同じ6㎜の厚みがあります。
これは通常の倍の厚みです。
そのため、錆による耐久耐用年数も通常の金物よりかなり優れています。
また、金物をつなぎとめるためのボルトにも違いが!
「Sボルト」と呼ばれる特殊な金物を使っており、通常のボルトよりも2倍近い引き抜き力があります。
3つ目の違いは耐力壁に使用される構造用合板と釘です。
通常の構造用合板は「2級構造用合板」が使用されているのに対し、SE構法ではさらに強度の高い「JAS特類1級構造用合板」が使用されています。
ここに打ち込まれる釘は、通常の「N釘」と呼ばれるものより太い「CN釘」を使用しています。
いかがでしょうか?
今回はざっくりとお話しさせていただきましたが、是非ご検討の際は弊社にお越しください。
さらに詳しいお話をさせていただければと思います。
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